常滑焼千年の歴史は、陶祖・鯉江方寿をはじめ、
多くの先人によりつくられてきました。
初代常滑市長・常滑市名誉市民である故伊奈長三郎もその一人で、
常滑の陶業・陶芸の発展に大きな貢献を果たしました。
常滑では、常滑窯業の歴史を振返り、
先人の功績を再評価することによって次世代へと受け継いでいこうと、
故人の命日である10月10日を「陶と灯の日」(とうととうのひ)とし、
市内でさまざまな催しを開催します。
(INAXライブミュージアムHPより)
夜も9時近かったのですが、集まった子供たちがゆらゆら揺れる灯りを取り囲んで、とても楽しんでいる様子でした。
ちなみに1つ1つの灯りをよく見ると・・・
こんな招き猫の灯りや、
トイレの形の灯りもあり、ユニークでした。
(この辺りは、いかにも”INAX”といった感じです!)
灯りは、陶器の中にLED電球をいれているものと、
ロウソクを灯しているものの2種類がありましたが、
個人的にはロウソクの方が幻想的で気に入りました。
また、この日はINAXライブミュージアムのお隣にある
旧常滑高校(通称トココー)で「窯や祭り」も開催されており、
こちらにも足を運んでみました。
トココーでは陶器の展示販売や・・・
校舎の裏庭でライブが行われていました。
季節的にも調度良く、この日の風も心地よかったので、
夏とはまた一味違った味わいで、とても落ち着いた気分になれました。
また来年も開催されるのを楽しみにしています。
追記:
11月1日に「住生活グループは連結子会社であるトステム、INAX、新日軽、東洋エクステリア、LIXIL(リクシル)の5社を2011年4月1日付で合併する。トステムを存続会社とする吸収合併方式で、新社名は「LIXIL」とする。」との発表がありました。
INAXのブランド名は残るとのことですが、本社はほぼ間違いなく常滑から東京にいってしまうと思います。
成長戦略上の一環及び業務運営の効率化が本合併の大きな目的のようですが、常滑市民としてはやはり残念な気持ちです。
今後は本業界及び地元の経済発展のためにも、この合併が良い方向へ進んでいくことを願うばかりです。